ギガクリニック・ユナイテッドクリニックではダイエット治療薬の取り扱いも行っております。
日本で唯一承認・販売されている食欲抑制薬「サノレックス」や、消化酵素を阻害し脂肪分の吸収を30%カットしてくれる「ゼニカル」の取り扱いをしております。
ダイエットの補助に役立つことと思います。ご気軽にご相談ください。
食欲中枢に働き、食欲を抑え食事の摂食量を抑えることで、体重減少を促します。運動療法などと併用するとより効果的です。
1992年厚生労働省が承認した初めての食欲抑制剤です。ノバルティスファーマが製造販売しておりましたが、2014年12月から富士フィルムファーマ社が製造販売元となっております。
主成分は「マジンドール」で、2015年4月現在でもサノレックスのような食欲抑制剤は他になく、世界で唯一の食欲抑制剤です。
保険診療の場合はBMIが35以上(170cmで101kg以上)や高度肥満の方が適応ですが、自由診療の場合は特に制限はありません。医師の処方によりサノレックスを服用することができます。
脂肪吸引など手術療法は怖い・抵抗があるという方には、当院に医師が食事療法指導、運動療法指導を無料で行います。
食事・運動療法の補助に、サノレックスやゼニカルを服用していただくと、効果的にダイエットを行うことができます。
サノレックスは摂食調節中枢に働きかけることで、摂食抑制・消化吸収抑制及び消費エネルギー促進をもたらし、更に肥満時にみられる代謝変動を改善することにより、肥満症を是正するものと思われています。
つまり、サノレックスは食欲抑制作用・消化管吸収抑制作用・代謝亢進作用があり、これらの作用によって体重減少が起こってきます。
サノレックス(マジンドール)は75%の方で効果を発揮することが知られています。
サノレックスは昼食30分前に1錠を服用します。1日1錠で効果が出ている場合はそのまま1日1錠で継続治療を行います。最大3か月間の連続服用ができます。1日1錠で効果が弱い方は1日3錠服用することが可能です。服用方法は1日1回、昼食前2錠でもよいですし、朝-昼-夕1-1-1錠で服用されてもかまいません。
サノレックスの主な働きは食欲を抑え、空腹感がなくなることで食事の摂取量が減り、体重減少が見られるといった薬剤です。周囲にお菓子などがたくさんあり、ついついつまんでいるという環境下の方には効果がありません。薬に対する正しい認識と適切なダイエットの両方があって減量が成功します。
サノレックスは依存性があるため服用期間は連続最大3か月間までとなっていますが、しばらくの休薬の後また服用することは可能です。
主な副作用が口渇感、便秘、悪心・嘔吐、睡眠障害、胃部不快感となっております。症例報告で重篤な副作用の報告はありません。
口渇感と便秘は実際の診療で時々みかけます。口渇感が症例報告通りに多い印象ですが水分を補って頂ければ問題ありませんし、摂食量が減るので便秘になります。便秘は緩下剤などを服用してください。
ギガクリニックではゼニカル(オルリスタット)、ゼニカルジェネリックのオルリファストの処方をしております。
ゼニカルとは、著しい肥満の方の体重コントロールの為に開発された医薬品です。従来のダイエット薬は食欲を抑制するものでしたが、ゼニカルは体内への脂肪の吸収を阻害し体重を落とすものです。脂肪は大きな分子であるため、吸収するためには脂肪分解酵素(リパーゼ)によって分解する必要があります。ゼニカルはリパーゼの働きを阻害するので、食事と一緒に摂取することで効果がでます。食事で摂取された脂肪の約30%が消化されずに腸を通り抜けることになり、脂肪組織に変えたり、エネルギー源として利用することができなくなります。この結果、減量したり体重を保ったり、体重の増加を最小限にとどめたりすることになります。また、併せて栄養バランスのとれたカロリー控えめの食事をとることで、さらなる効果が期待できます。
1日3回、食前に1回1カプセル(30mg、60mg、90mg等)を服用
1日1~3回食前、食事中もしくは食後1時間以内に1カプセル服用します。
食事をとらなかった場合は服用する必要はありません。
食事前に服用することで、食事由来の脂分の吸収を30%阻害します。効果が大きくみられる人で8Kg程度の体重減少が期待できます。
ゼニカル(オルリファスト)の有効成分
オルリスタット(Orlistat)
ゼニカルの副作用として、ガスによる胃腸の膨張や放屁、油分や脂肪分を含んだ排便などが起こります。通常はこれらの症状は軽微で治療の初期に起こりやすい症状ですが短期間で解消します。脂肪分を含んだ食事の後に良く起こります。ゼニカルの薬効で脂肪の約30%が消化されずに腸を通り抜ける特性から、高脂肪分の食事を取った際に油性便が出る事があります。
ゼニカルはβカロチンやビタミンEといった脂溶性ビタミンの吸収を抑えるため、果物や野菜を多く摂る様にするか、マルチビタミン等のサプリメントを利用する等して補うようにしてください。
服用することで尿からの糖排泄量が増える事で結果的に血液中の糖(血糖)の量を減らす効果があります。
大正製薬が2014年の3月に創製および製造販売承認を取得し、大正富山医薬品とノバルティスファーマから選択的SGLT2阻害薬「ルセフィ錠 2.5mg、5mg」が2014年5月に発売されました。2019年12月に大正製薬とノバルティスファーマ社の提携が終了し、2020年1月にはノバルティスファーマからの販売は終了しました。現在では大正製薬からのみ販売されています。
主成分はルセオグリフロジン水和物でスーグラと同様にSGLT2阻害薬に分類されます。
2型糖尿病(インスリン非依存型糖尿病)が適応症です。
通常は1日1回朝食前または朝食後に服用してください。服用は医師からの指示通り服用して下さい。
腎臓の近位尿細管での糖の再吸収を抑えるため過剰な糖分を尿で排出させる効果があり、これにより血糖値を下げる効果があります。インスリンの作用とは関係ないため、効き過ぎによる重度の低血糖症の発現リスクは低いと考えられています。
インスリン注射が適用となる1型糖尿病には向いていません。また腎臓で糖の再吸収を抑制するため腎臓が悪い方や尿路感染、性器感染のある方、高齢の方は服用の際注意が必要なため医師の診察・指導のもと服用するようにしてください。
便秘や利尿作用があるため脱水症を起こす可能性があります。のどの渇きを感じた際は適度に水分の補給を行ってください。また意外な副作用として尿の中の糖分が増えることにより尿路や陰部で微生物が繁殖しやすくなるため膀胱炎や尿路感染症、膣カンジダ症等の性器感染症があらわれることもあります。発熱、頻尿、排尿痛や陰部・性器周辺の痛みや腫れ、脇腹痛また背部痛などが現れた場合は直ちに医師の受診を受けてください。 また他の血糖降下薬と併用する場合は低血糖にも十分注意してください。
ギガクリニックではパースピレックスの処方をしております。
パースピレックスは長時間持続型の制汗剤です。1日の使用で2~5日間汗のお悩みから解放されます。パースピレックスは香料不使用など肌に優しく、衣服への色移りの心配もありません。
スプレーなどで汗の臭いを防ぐ市販の制汗剤とは異なり、塗ることによって汗腺に角栓を形成、「フタ」をすることで臭いの元となる汗そのものを抑える医療用制汗剤です。汗そのものを抑えますのでワキガの他にも多汗症やシャツ、ブラウスの汗ジミにも効果が期待できます。形成された「フタ」は皮膚表面の新陳代謝とともに剥がれ落ちるので、効果持続時間は2~5日ほどとなり、市販の制汗剤よりも長く効果が持続します。また、ロールオンタイプを採用しているため、ワキに塗りやすいのも特徴です。
わきが症、多汗症
パースピレックスの効果
使用を始めてから一週間程度は毎日就寝前に使用します。乾燥肌など肌が弱い方は1日おきに2週間程度塗布します。その後、効果が現れた後は週1~2度塗布することによって効果が持続します。
就寝前に清潔で肌が乾いた状態で使用します。その後、塗布した部位が乾いてから着衣してください。塗布部は翌朝に洗い流すか濡れたタオルで拭いてください。
皮膚に傷や疾患がある方は、使用を控えてください。副作用が出にくい薬剤ですが、もし使用中に赤身やかゆみ、かぶれなどが発生した場合は、使用を止めて必ず医師にご相談ください。
寝つきをよくする薬剤です。脳の神経を抑える作用があり、不安や緊張をほぐしリラックスさせて自然に近い眠気を誘います。
不眠症の方は、1回0.25mgを就寝前に服用してください。重度の不眠症には0.5mgを服用することができます。しかし高齢者には1回0.125mg~0.25mgまでです。アルコールと併用すると副作用が強まる恐れがあります。それと、カフェインが薬の効果を弱める可能性があります。
持病やアレルギーのある方、妊娠中の方は医師に伝えてください。また急性の閉塞隅角緑内障を起こしている方や、重症筋無気力のある人は使用できません。
睡眠薬の中では超短時間型で、寝つきの悪い時や一時的な不眠に適します。正しく服用する限り、重度の副作用はありません。
ギガクリニックではDHEA(Dehydroepiandrosterone)の処方をしています。
DHEAとはデヒドロエピアンドロステロン(Dehydroepiandrosterone)の略で性ホルモン(男女ともに)の前駆体とされています。
男性が摂取すると性欲の増進、EDの改善、その他にも筋力を保ったり、免疫力を高めたりと体にとって必要不可欠なものとなっています。
DHEAの分泌は20代をピークにして減少していき、40代で約半分の量になると言われています。70代になるとピークの20%、80代以降は5%程度にまで落ち込みます。前駆体のためDHEAが減少すると、それに伴いテストステロンの分泌も減少します。その結果、男性機能の低下や性欲低下、集中力低下、メタボリックシンドローム等の症状が現れます。これらの症状は単に加齢のせいというわけでなく、テストステロンの減少が引き起こす男性更年期障害(LOH症候群)と言われています。それを改善するためにもDHEAを摂取することは重要です。アメリカではサプリメントとして一般的ですが日本ではスマートドラッグとして扱われているため医療機関での処方のみとされています。
性欲増進やED改善だけでなく、ダイエットの効果や筋肉増強、免疫力の高まり、ストレス緩和、アンチエイジング、睡眠の改善等様々な利点があります。
主な効果を列挙すると
このようにしてホルモンの分泌が増える事で、健康面で多くの治療効果や改善効果がみられます。このような効果があるため若返りホルモンと言われているのも納得です。
年齢を重ねていけばいくほどDHEAの分泌は減っていくため、サプリメント等での摂取がご自身の体のためにも大切です。
DHEAは妊婦及び授乳中の方や乳がんの方は服用しないほうが望ましいと言われています。その他にも心疾患やその既往等がある方に関しても注意が必要です。そのため不安な点がありましたら医師にご相談ください。
副作用に関してはにきび現れたり鼻づまり、倦怠感、そして不眠や興奮などがあげられます。夜に服用するとホルモンの分泌の関係で興奮して眠れなくなったりするため、日中に服用するのが好ましいでしょう。DHEAのサプリは25mgと50mgがあり、それ以上服用すると思わぬ副作用が出る場合がありますので処方された量を守って服用するようにして下さい。仮に服用量を過剰に増やしても効果に大きな変化はありません。
DHEAサプリは日本国内ではスマートドラッグに指定されているため医療機関でしか購入する事が出来ません。そのため個人輸入代行やネット通販に頼って購入する方も多いかと思います。しかも通販サイトでは格安で購入する事が出来てしまうため手軽な方を選びがちです。しかしながら、製薬会社4社が調べたところ、ネット通販や個人輸入代行の薬剤の4割が偽物だったことが発覚しています。ただの偽物ならいいですが、中には思わぬ健康被害をもたらす可能性を有するものもあるため注意が必要です。そのため安さなどだけで安易に個人輸入代行やネット通販に手を出すのはおやめください。安心安全に購入していただくためにも、取り扱いのある医療機関で手に入れるのが賢明です。ご心配な点や不明な点等ございましたら医師などにご相談されることをお勧めいたします。
先発薬ガスターは国内で知名度が高く、抗ヒスタミン薬を開発している途中で偶然見つかった薬です。効果は非常に高く、アメリカにおける潰瘍手術は従来の5分の1に減少したほどといわれています。
国内では2002年以降、国内後発医薬品「ファモチジン」が流通しており広く使われるようになりました。
ファモチジンは消化器官の潰瘍治療や胃痛・胸やけ・もたれ・むかつきなどを抑える薬です。
年齢や症状により適宜増減はありますが、胃潰瘍・十二指腸潰瘍の場合は1回1錠を1日2回、もしくは1回2錠を1日1回服用します。
急性胃炎の場合は1回1錠を1日1回服用します。
頻度は少ないですが、副作用として低血圧・下痢・めまい・頭痛・発赤などがみられる場合があります。
また、腎機能障害・肝機能障害・薬物過敏症・高齢者・心疾患のある方は注意が必要なため、医師にご相談ください。
非ステロイド性抗炎症薬のタイプに分類され、体内の「痛み、炎症、発熱」などを引き起こす物質(プロスタグランジン)が作られるのを抑えることによって、炎症に伴う腫れや痛みをやわらげ、熱を下げる薬剤です。
現在日本、メキシコ、ブラジルで最も使用されている抗炎症薬の1つです。
「ロキソニン」という名前で聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
ED治療薬の副作用として頭痛を感じることがあります。その際は、こちらの鎮痛剤を服用していただくことによって、緩和することができます。
年齢や症状により適宜増減はありますが、消炎・鎮痛の場合は1回1錠を1日3回、解熱・鎮痛の場合は原則1回1錠を1日2回まで、最大1日3錠まで服用します。
また、ロキソニンは胃腸を荒らすような副作用が発生しづらいよう工夫されていますが、1%未満の頻度で腹痛などの副作用が発生することが報告されています。
腹痛対策として、ロキソニンを飲むときに空腹を避けて食後すぐに飲んだり多めの水で飲むなどがオススメです。
少量でも何か食べるか牛乳で飲むことで胃の負担が軽くすることができます。