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パキシル

パキシルとは

パキシル

ED治療薬の取り扱いのあるクリニックで「従来の早漏症薬」等と書かれている薬剤です。
パキシルはパロキセチンを主成分とするグラクソ・スミスクライン社が開発した、セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)の一種であり、元々は抗うつ薬として開発されました。
1990年代初頭に開発され、1992年に米国で初めて承認されました。日本では2012年6月に国内承認を取得しました。
抗うつ薬として広く使用されるようになりましたが、後に早漏治療薬としての効果が注目されるようになりました。

パキシルの効能・効果

パキシル20mgを服用した場合、治療開始前IELT(Intravaginal Ejaculation Latency Time:膣内挿入後から射精までの時間平均値)
が平均24秒だった被験者が4週間の性交5時間前パキシル20mg服用で34秒~90秒に改善、また同様の服用方法での早漏症改善率は10~30%と報告されています。
パキシルは、主にセロトニンの神経伝達を増加させることで、射精を遅らせる効果があります。
早漏治療としての効果は個人によって異なりますが、一般的に以下のような効果が期待されます
射精遅延: 薬物の効果により、性的興奮が持続し、射精が遅れることがある。
性的満足: 射精のコントロールが向上し、性行為の満足度が高まる場合がある。

パキシルの副作用

疲労感、めまい、頭痛、消化器系の不快感(吐き気や下痢)、食欲不振などが報告されています。
また不眠症、不安感の増加、体重増加、発汗増加などが挙げられます。
また、SSRI、SNRI、3環系抗うつ薬、その他の医薬品でセロトニン作動性をもつものは併用禁忌となります。
(例:Lトリプトファン、トリプタン、トラマドール、リネゾリド、リチウム、セイヨウオトギリソウ)
以上のものを服用中の方や、その薬剤を中断後14日以内も禁忌ですのでご注意が必要です。これらの薬品を服用中の方は医師とご相談ください。

パキシルの飲み方

パキシル(パロキセチン)は通常、口から水と一緒に1日1回服用します。
早漏治療としては、性行為の1〜3時間前に服用することが一般的です。
このタイミングで服用することにより、薬物が体内に吸収されて、射精を遅延させる効果が期待できます。
医師の指示に従って正確な用法・用量を守ることが重要です。